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Week1進行

目次

🌿Week1|今の自分を見つめる(オンライン/90〜120分)

🎯目的

  • クライアントの人生の流れと不調の背景を把握する。
  • 何を“問題”と感じているかを言語化してもらい、整理する。
  • 「この人は自分のことを理解してくれる」と感じてもらうことで、安心と信頼の土台を築く。

🕰セッション進行(岩野さん用ガイド)

① 導入(10分)

  • 笑顔で迎え入れ、簡単な近況の話から始める。
  • 10W全体の目的を軽く伝える: 「今日は“スタート地点の整理”です。
    どんな小さなことでもかまいません。
    思い浮かんだことを自由に話してもらう時間にしましょう。」

導入で伝える10Wセッションの目的

「この10週間のセッションは、
“身体の不調を整える”というよりも、
“その不調の奥にある心の緊張や思考のクセ”を見つめていくプログラムです。

10週間を通して、今まで無意識に頑張りすぎていたことや、我慢していたことに気づいて、少しずつ”本当の自分”に戻っていく。そんな時間にしていきたいと思っています。

難しいことをするわけではなくて、1回ごとに「感じる」「気づく」「手放す」という小さなステップを重ねていきます。

最後には、心も身体も自然と落ち着いて、”安心して生きられる自分”を取り戻している、そんな状態を目指していきましょう

安心感をつくる一言を添える

この時間は、正解を探す場所ではありません。うまく話す必要もありません。思いついたことをそのまま話してもらうだけで大丈夫です。

(この段階で「評価されない・否定されない」安心感を伝えることが重要)


② 現状ヒアリング(40〜50分)

※ここが主軸。時間を多めに取る。
話す中で本人の中の“気づき”が自然に生まれてくる構成です。

🔹ステップ1:今の状態

「今、一番つらいことは何ですか?」
「その状態が続いている期間はどのくらいですか?」
「どんなときに特に強く感じますか?」
「そのとき、身体のどこに力が入りますか?」
「どうすると少し楽になりますか?」

※表面の症状だけでなく、「背景にある気分・思考」も聴く。

🔹ステップ2:過去の経緯

「初めてこの不調を感じたのはいつ頃でしたか?」
「当時、生活や環境の中で何か変化はありましたか?」
「昔から似たような傾向はありましたか?」

※過去から今への“流れ”を見つけることが目的。
原因探しではなく「時系列の物語化」です。

🔹ステップ3:小さな問題・大きな問題

「今思い浮かぶ“問題”を、大きい小さい関係なく教えてください。」
「日常で気になること・モヤモヤすることでも構いません。」
「身体・人間関係・仕事・家庭・心のこと、なんでもOKです。」

※岩野さんはメモを取りながら、
 「身体」「心」「人間関係」「仕事」「家庭」「その他」などカテゴリ別に整理しておくと良いです。


③ 整理・まとめ(20〜25分)

  • 岩野さんが聴いた内容をまとめて言語化して返す(ミラーリング)。 「今日は、身体の緊張だけでなく、〇〇さんの中で“頑張らなきゃ”という思いがずっと続いてきたことも見えてきましたね。」
    「いろんな場面で“安心できない状態”が続いていたのかもしれませんね。」
  • クライアントに「話してみてどうでしたか?」と聞く。
     → “話すこと自体が整理になる”体験を意識的に促す。

④ Week1のまとめと次への橋渡し(10分)

「今日は、今までの経緯と現状が整理できました。
次回は、その中にある“思い込み”を一緒に見つけていきましょう。
そこから少しずつ、身体がゆるむ方向へ進んでいきます。」

  • 簡単な宿題(例):「今日話した中で“印象に残った一言”をノートに書いておく」
  • 次回(Week2)の目的をやさしく伝えて終える。
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